観葉植物の土ってずっと同じでいいのかな?
室内の空気を浄化し、癒しの効果もある観葉植物は、多くの人に愛されています。しかし、長期間同じ鉢や土に植えたまま放置してしまうと、栄養分が枯渇(こかつ)して生育に悪影響を与えてしまいます。
植え替えは、観葉植物にとって大切な作業。ですが、初めての方や経験が浅い方には難しいかもしれません。
本記事では、観葉植物を育てて10年以上になるブログ管理人が、
✔︎植え替えに失敗しないためのポイントや注意点
✔︎適切な時期や頻度
✔︎土の選び方や肥料の与え方
✔︎必要な道具や用品
について解説していきます。
さらに、植え替え後の水やりや管理方法など、観葉植物を健康的に育てるのに重要なポイントも解説します。植え替えに失敗した場合の対処法も紹介していますので、初めての方も安心して記事を読んでいただけますよ。
観葉植物を育てる際には、適切な土選び、植え替えや管理方法を知ることが重要!本記事を参考にして、健康的で美しい観葉植物を育てましょう♪
おすすめの土や植え替えに必要なアイテムも紹介しているのでよければ参考にしてください✨
- はじめて観葉植物の植え替えをする人
- 植え替えで失敗した経験のある人
- 観葉植物に合わせたおすすめの土が知りたい人
- 植え替えに必要なアイテムを知りたいひと
- 観葉植物を上手に育てたい人
飛ばし読みができます!
観葉植物を健やかに育てるためには、植え替えが欠かせません🪴
手順も紹介!観葉植物の植え替えとは
✔︎植え替えの必要性とタイミング
✔︎植え替えに必要な道具一覧
✔︎植え替えの手順
観葉植物の土の選び方とポイント
✔︎土の種類と特徴
✔︎どのような観葉植物にどの種類の土が合うのか
観葉植物の植え替えにおすすめの土
✔︎初心者が選ぶならコレ!ブランスの整った培養土3選
✔︎成分別!おすすめの土
植え替え後の観葉植物の管理方法
手順も紹介!観葉植物の植え替えとは
観葉植物の健康な成長を促すには植え替えの必要性やタイミングを理解しておくと良いでしょう。ここでは植え替えに必要な道具や手順も含めて紹介します。
✔︎植え替えの必要性とタイミング
✔︎植え替えに必要な道具一覧
✔︎植え替えの手順
↑読みたい項目にクリックするとダイレクト該当項目に飛びます!ご活用ください♪
植え替えの必要性とタイミング
植え替えが必要になる理由
観葉植物は成長するにつれ、根が伸びて鉢の中で窮屈になってしまいます。また、土が酸性化して栄養分が不足してしまったり、土が固まって水が流れにくくなってしまうこともあります。これらの状況が続くと、植物の成長が止まったり、病気や害虫の発生に繋がることがあります。
植え替えのタイミング
観葉植物の植え替えのタイミングは、成長の速度が速い春や夏に行うのが最適です。また、新しい成長期が始まる前に行うことが望ましいです。ただし、植物の状態によっては、急な植え替えが必要な場合もあります。葉っぱが枯れていたり、根が鉢の穴からはみ出していたりする場合は、早めに植え替える必要があります。
植え替えに必要な道具一覧
観葉植物を植え替える際に必要な道具を紹介します。正しい道具を用意することで、植物を傷つけることなくスムーズに植え替えを行うことができます。
植え替えに必要な道具と材料
- 新しいポット、鉢
- 新しい土
- 古い土と根を取り除くためのはさみ
- 土を混ぜるためのボウルやバケツ(土を調合する場合)
- 土を掻き混ぜるためのスコップやフォーク
- 土の飛散対策用園芸シート
- 木の棒やつまようじなどの細かい作業に必要な道具
- ガーデニンググローブなどの保護具
ここでは土以外の道具を紹介します♪
ポットや鉢
まずは、植物を植えるためのポットや鉢が必要です。植物に合ったサイズのポットを用意することで、適切な栄養や水分を供給することができます。また、素材によっても違いがあります。例えば、プラスチック製のポットは軽量で扱いやすい一方、陶器製の鉢は高級感があり、観賞性が高くなります。
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古い土と根を取り除くためのはさみ
植物の根や茎を切るために使われます。大きな根を切るためには大型のはさみが必要ですが、一般的な観葉植物の場合は小さめのはさみで問題ありません。特に古い根を切り取る際には、鋏口が細くなっている細身のものが使いやすいです。また、刃先が鋭く、切り口がきれいになるようにメンテナンスを行うことが重要です。はさみは植物の成長に合わせて定期的に交換することもおすすめです。
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土を混ぜるためのボウルやバケツ
土を混ぜるためのボウルやバケツもあると便利です。これは、新しい土をポットに入れる前に、肥料や砂、腐葉土、ココヤシガラなどを混ぜ合わせるために使います。ボウルはポータブルであり、小規模な植え替えに適しています。バケツは大量の土を混ぜることができ、大型の植え替えに適しています。
土を掻き混ぜるためのスコップやフォーク
土を混ぜるためには、スコップやフォークなどの道具が必要です。これらの道具を使って、根を傷つけずに土を掻き混ぜることができます。また、古い根を取り除くためにも使用できます。
土の飛散対策用園芸シート
狭い範囲で植え替えをする場合はとくに園芸シートの上で作業することをおすすめします。土が飛散しても片付けが楽に済むので非常に便利です。サイズもさまざまあるので、使用用途や作業スペースに合わせてチョイスできます。
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木の棒やつまようじなどの細かい作業に必要な道具
植え替えには、細かい作業に適した道具も必要です。例えば、木の棒やつまようじは、小さな穴に土を詰めたり、根を整えたりするために役立ちます。
ガーデニンググローブなどの保護具
最後に、植え替え作業中に手を傷つけないように、ガーデニンググローブなどの保護具を用意することも重要です。土や根に触れることが多いため、手を保護することは健康にも安全にも良い影響を与えます。
植え替えの手順
植え替えの手順と注意点
植え替えの手順は以下の通りです。
- 新しい鉢を用意し、底に砂利や陶粒などの鉢底石を敷きます。これにより、排水性が良くなり、根腐れを防ぐことができます。
- 植え替え用の土を用意し、根詰まりがひどい場合は、古い土を取り除きます。
- 植物を古い鉢から取り出し、根を傷つけないように注意しながら土を取り除きます。根が絡み合っている場合は、やわらかいブラシで優しくほぐします。
- 新しい鉢に植え替え用の土を最初は1/3程度入れ、植物を移植したら残りの土を鉢の8割程度になるように入れていきます。根元から土を詰めながら、根がしっかりと土に触れるようにします。土が全体に行き渡るよう、根を傷つけないように割り箸などを差し込み、土を安定させましょう。
- 植物を新しい鉢に植え付けたら、十分に水を与えます。植物が水を吸い上げるまで、しばらく放置してください。
植え替えにはいくつかの注意点があります。
- 植え替えは、植物の成長に合わせて定期的に行う必要があります。春先や秋口が適しています。冬季は植え替えをなるべく控えるようにしましょう。
- 根詰まりがひどい場合は、強制的に根を切ることがありますが、元気な根はできるだけ避けるようにしたいです。根を傷つけると、植物の成長に悪影響を与えます。弱っていたり、枯れている根は切るようにしましょう。
- 新しい鉢は、植物の根が広がる余裕があるサイズを選びましょう。鉢が小さいと、根詰まりや成長不良の原因になります。
- 植え替え用の土は、植物の種類に合わせたものを選びましょう。特に、酸性土やアルカリ性土が必要な植物は、それに合わせた土を用意する必要があります。
- 植え替え後は、水やりに気を付けて管理しましょう。新しい鉢に植え付けた場合は、植物が根を張るまでは、水やりの量を調節する必要があります。
観葉植物の土の選び方とポイント
元気に観葉植物を育てるには土選びはとっても重要なポイントになります。土の種類や特徴、品種ごとに違う土の選び方について紹介します。
✔︎土の種類と特徴
✔︎どのような観葉植物にどの種類の土が合うのか
土の種類と特徴
オーガニックな自然素材の土の特徴
自然素材の土は、肥料として使われる有機物質を含んでいるため、植物が成長するのに必要な栄養素を豊富に含んでいます。また、水分を良く保持するので、根に必要な水分をしっかりと供給することができます。自然素材の土は、自然に分解されていくので、栄養が不足しがちになる場合は、年単位で肥料を与える必要があります。
長期間栄養が持続する肥料入りの土の特徴
肥料入りの土は、長期間にわたって栄養を供給することができます。肥料が土に混ざっているため、根に直接栄養を与えることができます。また、水分を良く保持する性質があるため、観葉植物の成長を促すことができます。ただし、肥料が多すぎると根に負担をかけるため、使用量には注意が必要です。
肥料を与えすぎると肥料焼け・肥料負けしてしまい、弱ったり、枯れてしまう原因にもなるんです。
どのような観葉植物にどの種類の土が合うのか
種類別に選ぶ土のポイント
観葉植物の種類によって、適した土の種類が異なります。多くの観葉植物は、自然素材の土が適しています。また、多肉植物などの乾燥に強い植物には、水はけのよい砂質の土が適しています。さらに、肥料入りの土は、育成期の観葉植物に適しています。選ぶときは、植物の種類や成長状況に合わせて、適した土を選びましょう。
例えば・・・
サンスベリアや多肉植物などの乾燥に強い植物:排水性の良い土、砂やパーライトを混ぜた土が適する
イチジクやゴムの木などの高湿度を好む植物:保水性の高い土、オーガニックな自然素材の土が適する
シェフレラやヤシの木などの栄養豊富な土を好む植物:長期間栄養が持続する肥料入りの土が適する
育て方によって選ぶ土の種類が変わる場合
同じ種類の植物でも、育て方によって選ぶ土の種類が変わる場合があります。例えば、陰地で育てる植物は、土の水はけをよくするためにパーライトやバーミキュライトなどを混ぜた軽めの土が適しています。また、直射日光が当たる場所で育てる植物は、水はけのよい土を選び、適度な水やりを心がける必要があります。
さらに、鉢植えの場合は、根が詰まる前に植え替えることが重要です。植え替えの際には、鉢のサイズに合わせた土を選ぶことがポイントです。また、根腐れを防ぐために、植物の水やりは適切な量と頻度で行いましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、基本な部分を覚えておくだけで最初はOK♪
観葉植物の植え替えにおすすめの土
おすすめの土をカテゴリー別に紹介します。さまざまな種類があり、迷うことのないように厳選して紹介します。
✔︎初心者が選ぶならコレ!ブランスの整った培養土3選
✔︎成分別!おすすめの土
初心者が選ぶならコレ!ブランスの整った培養土3選
①室内向け観葉・多肉の土(プロトリーフ)
悩みの虫やカビ、キノコも生えにくい室内の向け観葉・多肉の土です。
4号鉢・7号鉢・10号鉢用とちょうど良い量で、植え替えにも余らず使えます。堆肥を使わずすぐに効く肥料と、ゆっくり効く肥料の2種の元肥が入っているためしっかり根付くのが魅力です。水やりすると土の色が変わるのでタイミングが明確!初心者にもおすすめです。
数個の鉢に使える3.5Lか8.4Lのがおすすめです
\ 0.6L 4号鉢用サイズはこちら/
\ 3.5L 7号鉢用サイズはこちら /
\ 8.4L 10号鉢用サイズはこちら /
\詳しくはこの記事もチェック/
【口コミ・評判】虫がわかない!プロトリーフの観葉植物用土|室内向け観葉・多肉の土を使ってみた
②観葉植物を楽しむ培養土(自然応用科学)
水捌けのいい土をお探しの方におすすめの土です。材料のほとんどが国産のもので、観葉植物向きの弱酸性に調整されています。元肥が入っていて、水捌けと肥料の持ちが良いので手軽に使えて初心者の方にもおすすめです。
③ゴールデン粒状培養土 観葉植物用 14L(アイリスオーヤマ)
パーライトと軽石を配合しているので、通気性に優れています。肥料もちがよく、草花がきれいに咲く観葉植物の生育に良く、根も葉もいきいきと育つ観葉植物用の培養土。
成分別!おすすめの土
ピートモスなどの自然素材の土の特徴とおすすめ
オーガニックな自然素材の土は、植物が必要とする栄養素を含む有機物質が豊富に含まれているため、植物の根にとって非常に良い環境を作ることができます。また、水はけがよく、通気性が良いため、適切な湿度と空気の流れを維持し、根の腐敗を防ぐことができます。
自然素材でおすすめなのはピートモス!
ピートモスは泥炭が分解されたものです。ミズゴケやヤナギなどの植物が幾重にも積み重なり、時間をかけて泥炭化したものを乾燥させたものです。
基本用土と混ぜ合わせて使うことが多く、用土全体の10~50%になるように混ぜるのが一般的です。
おすすめはコレ!
瀬戸ヶ原花苑 ピートモス 10L
軽くて保水性に優れた土壌改良資材!ほぼ無菌なので室内栽培に最適です。
有機質成分が豊富な土のおすすめ
有機質成分が豊富な土は、植物が必要とする栄養素がバランスよく含まれているため、植物の成長を促進することができます。また、通気性が良く、水はけがよいため、根の腐敗を防止し、健康な植物を育てることができます。
おすすめはコレ!
プロトリーフ 観葉植物の土
【原材料】
バーク堆肥、赤玉土、鹿沼土、ココヤシピート、ピートモス、もみがら堆肥、くん炭等
初期に必要な元肥配合でそのまま使える便利な土で排水性と保水性を備えた土。
有機質の成分をたっぷり配合しているのでしっかりと観葉植物を育てたい方におすすめの専用土。
サイズは2Lから。
植物の成長に合わせて選ぶ土の種類とおすすめ商品
植物の成長に合わせて選ぶ土の種類は異なります。肥料入りの土は、植物が成長して必要な栄養分を補給することができますが、適切な栄養が供給されない場合は、植物が枯れることもあります。
植物が成長する段階に合わせて、適切な栄養を供給する土を選ぶことが重要です。例えば、成長初期の苗を育てる場合は、微量元素が多く含まれている土を選ぶことがおすすめです。また、育成期の植物には、栄養成分がバランスよく含まれている土が適しています。
おすすめはコレ!
観葉植物の土 12L
■葉の色が良くなるマグネシウムを配合
■元肥が入って配合の手間なし!そのまま使えます
■室内でも安心
■軽くて清潔な原料を使用
成長初期の苗も安心して育てることができます。
植え替え後の観葉植物の管理方法
植え替え後の観葉植物は非常にデリケートな状態。ここでは水やりや肥料の上げ方のポイントを確認していきます。
植え替え前後の水やり
植え替え前後の水やりのポイント
植え替え前は、土が十分に乾いていることを確認し、水を与えます。植え替え後は、まず最初に十分な水を与え、その後は通常通りに水やりを行います。植え替え直後は、植物が根を張るために栄養分を吸収することができないため、過剰な水やりは避ける必要があります。
植え替え後の水やりの頻度と量
植え替え後は、植物が根を張るために栄養分を吸収することができないため、水やりの頻度や量を調整する必要があります。通常は、植え替え直後は1週間ほど水やりを控えめにし、その後は通常通りの水やりを行います。水やりの量については、土が十分に乾いた状態で与えましょう。
植え替え後の肥料の与え方
植え替え後に与える肥料の選び方とタイミング
植え替え後には、植物の成長に必要な栄養素を補充するために肥料を与えることをおすすめです。肥料の種類によって、必要な頻度や量が異なるため、選ぶ際にはラベルに記載された指示をよく確認しましょう。一般的に、有機肥料はゆっくりと効果が現れ、化学肥料は効果が早く出る傾向があります。
植え替え後に肥料を与えるタイミングは、植物の種類や肥料の種類によって異なりますが、植え替え後2週間程度経過した後がおすすめです。植え替え直後は根を傷つけてしまったり、根が立ち上がっている場合があるため、根の成長を待ってから肥料を与えるようにしましょう。
肥料を与える際のポイント
肥料を与える際には、適切な量と頻度が重要です。過剰な肥料の与え方は、植物の根や葉を傷つけたり、病気の原因になったりすることがあります。また、肥料を与えすぎると、根の成長を促してしまい、根が鉢から出てしまう可能性があるため、注意が必要です。
選び方とタイミングでも触れましたが、肥料の種類によっても与え方が異なります。化学肥料は効果が早く出るため、与え過ぎに注意しましょう。有機肥料はゆっくりと効果が現れるため、過剰な心配をする必要はありませんが、与えすぎに注意が必要です。
また、固形肥料を与える際には、水を与える前に与えるようにしましょう。水を与えた後に肥料を与えると、根に負担がかかる可能性があります。肥料を与えるときは、土の表面に散布し、水で十分に混ぜ込んでから与えるようにしましょう。
使いやすいのは液体肥料です。即効性があり、早めに肥料を与えたい時にはおすすめです。希釈して水で混ぜるタイプと直接あげるタイプがあります。
初心者の方なら水で希釈するタイプがおすすめ!水やりの感覚で与えられます。分量は必ず守るようにしてくださいね。
\ 1つ持っておくと安心な一本♪ /
観葉植物の植え替えと土の選び方に関するよくある質問
観葉植物の植え替えと土の選び方に関するよくある質問をまとめてみました。
おすすめの観葉植物土!健康な成長を促す土の選び方と植え替えのコツのまとめ
観葉植物を健やかに育てるためには、植え替えが欠かせません。本記事では、観葉植物の植え替えと土の選び方とコツについて解説してきました。
観葉植物を健やかに育てるためには、植え替えが欠かせません🪴
手順も紹介!観葉植物の植え替えとは
✔︎植え替えの必要性とタイミング
✔︎植え替えに必要な道具一覧
✔︎植え替えの手順
観葉植物の土の選び方とポイント
✔︎土の種類と特徴
✔︎どのような観葉植物にどの種類の土が合うのか
観葉植物の植え替えにおすすめの土
✔︎初心者が選ぶならコレ!ブランスの整った培養土3選
✔︎成分別!おすすめの土
植え替え後の観葉植物の管理方法
この記事を読み、適切な道具や用品を揃えて、植え替えに挑戦してみましょう!観葉植物が健康的に成長し、お部屋を彩る素敵なインテリアになること間違いありませんよ。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!