ウンベラータの葉が黄色に変色しちゃった!
ウンベラータを育てる悩みの一つに、葉が黄色く変色(黄ばむ)するトラブルがあります。大きな葉が特徴のウンベラータは葉色の変化がとくにわかりやすい観葉植物の一つです。
変色する症状は多くみられるため、なぜだろう?と悩まれている方も多いかもしれませんね。
実はウンベラータが黄色に変色の原因は一つではありません。
今回はウンベラータの葉が黄色になる原因5選と対処法や上手な育て方について解説します。
この記事を読むと、ウンベラータの葉が黄色くなっても焦らずに対処することができ、変色を防ぐポイントを理解することで、一年中綺麗で元気なウンベラータを育てることができますよ。
ぜひ最後までご覧ください♪
・ウンベラータの葉が黄色になる原因を知りたい
・変色する原因と対策を知ってウンベラータを大きく育てたい
・葉の変色を防ぐウンベラータの育て方が知りたい
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ウンベラータの葉が黄色になる原因
ウンベラータの葉が黄色に変色する原因はさまざまです。葉焼け、日照不足、寒暖差、根詰まり、そして植え替え不足がその主な要因とされています。
これらの要素によって引き起こされる葉の変色について、それぞれの原因と対策についてご紹介します。
ウンベラータの葉が黄色になる原因:①葉焼け
ウンベラータの葉が黄色くなる最も一般的な原因の一つは、葉焼けです。直射日光にさらされることで葉が焼けし、黄色く変色することがあります。
カーテンレース越しや、日陰など、直射日光の当たらない場所に置くようにしましょう。
葉焼けは植物が強い光を浴びることで起きてしますやけどのようなもの。とくに夏場の日差しは強いので注意が必要です!
ウンベラータの葉が黄色になる原因:②日照不足
葉焼けとは反対に、暗い場所にずっと置いておくと、葉が黄色くなることがあります。ウンベラータは日陰に強いですがある程度の光合成は必要。適切な日照環境を確保するために、レースカーテン越しなど、ウンベラータを明るい場所に配置するようにしましょう。
日が差し込む場所に置けない場合でも、昼間、電気をつけなくて大丈夫なくらいの明るい日陰なら問題なく育ちます。
不調がみられるときや、早く大きくしたいときなど直射日光を避けた柔らかい場所に置くといいでしょう。
ウンベラータの葉が黄色になる原因:③寒暖差
ウンベラータは寒さに弱い性質があります。急激な温度変化によって葉が黄色く変色することがあります。特に寒冷地では、寒い季節に屋外に放置すると葉が黄色くなることがよくあります。
ウンベラータを適切な温度で保つためには、室内に移動させ、保温対策を行うようにしましょう。
8℃を下回らない環境で育てられると、一年中元気な姿を見せてくれます。
\ 室温計が一つあると植物を育てるにとっても便利 /
ウンベラータの葉が黄色になる原因:④根詰まり
ウンベラータの根が詰まることで、根の酸素供給が不十分になってしまい、栄養の吸収が阻害される可能性があります。この結果として、葉が黄色くなることがあります。
根詰まりを防ぐためには、適切な大きさの鉢や十分な排水を確保することが重要です。定期的な植え替えをして根詰まりを予防するようにしましょう。
根詰まりとは、植木鉢の中に根が回っていっぱいになった状態のこと。
ウンベラータの葉が黄色になる原因:⑤植え替え
あまり知られていませんが、植え替えによりウンベラータの葉が黄色く変色することがあります。それは、根に集中するため、木がわざと葉を落とします。
新しい土の環境に慣れるための自然現象なので、心配はいりません。
植え替え後はなるべく静かな環境に置いてあげるようにしましょう。
葉が黄色になった場合の対処法
変色が始まると、2週間もかからずに濃い緑色の葉っぱから黄色へと変色してしまいます。一度変色が始まると、もう元の葉に戻ることはありません。
上で見てきたように黄色くなった葉の原因に対策を練る必要がありますが、変色してしまった葉に対しての対処法は以下の一つです。
黄色くなってしまった葉を取り除く
変色してしまったら、葉が落ちるか切って取り除くしかありません。
しかし、黄色になった葉をそのままにしておくと、他の枝葉が栄養を供給しずらくなってしまうため、剪定して葉を取り除く必要があります。
少し寂しさがありますが、他の葉やウンベラータ自体を守るためにも黄色く変色したたら迷わず、剪定するようにしましょう。
葉の変色を防ぐためのウンベラータの上手な育て方
ウンベラータは適切な環境で育てれば、一年を通して深い緑の大きな葉をつけてくれます。ここでは葉の変色を防ぐための上手な育て方を解説します。
葉の変色を防ぐための方法:ウンベラータを置く環境を見直してみる
ウンベラータは寒さが苦手な観葉植物です。とくに寒暖差に弱く、冬でもなるべく8℃を下回らないように温度管理をするようにしましょう。春夏秋冬、一年のを通してやわらかい日差しの入る場所に置くと、ツヤのある綺麗な葉を保ちながらスクスクと育ってくれますよ。
また、置かれている場所が乾燥していたり、風通しが悪いと葉や根に影響がでてしまいます。害虫が発生する可能性もあるので、エアコンが直接あたらないようにしたり、風の通りやすい場所に置くようにしましょう。
葉の変色を防ぐための方法:葉水をする
ウンベラータには葉水(はみず)といって観葉植物の葉っぱに水を与える方法があります。
葉水は葉の状態を保ち、光合成を正常にする役割があります。特にウンベラータの大きな葉は埃やゴミが付きやすいので、定期的に拭き取ることが重要です。
成長期には毎日の葉水が推奨されています。葉っぱの蒸散が早いため保水や水分量の維持が必要!エアコンを使用している場合は、特に葉水を行うことで適切な水分環境を整えるようにしましょう。
葉の変色を防ぐための方法:植え替え
「葉が黄色になる原因」でも解説しましたが、だいたい2年前後で土の入れ替え作業の植え替えが必要になります。
植え替えをする理由は、肥料を追加していたとしても土の養分不足、鉢の中で根がパンパンになり、成長をとどまらせてしまったり、根腐れ、葉の変色、根詰まりをおこしてしまうためです。
植え替えは植物にとって環境が変わるため負担になる作業です。5,6月などウンベラータの成長期や元気な時期におこなうようにしましょう。
ウンベラータの葉のトラブルでよくある質問
ウンベラータの葉のトラブルでよくある質問をまとめました。
- 先端にあった新芽が大きくならずに黒くなって取れてしまいました。もうこのウンベラータは上には育たないのでしょうか。
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なんらかの原因により、枯死してしまったものを考えられます。ウンベラータが元気であれば落ちた新芽の下のほうから、新たに新芽が出る可能性があります。まずはウンベラータが健康かどうか(水やりの頻度は適切か、根腐れしていないか)状態を確認しましょう。
ウンベラータの基本の育て方についてはこちらの記事を参考になさってください♪
観葉植物フィカス・ウンベラータの育て方!特徴や剪定、葉が落ちる原因とは - 黄色くなって葉を剪定する際に注意することはありますか?
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切り口から出る樹液には触れないようにしましょう。ウンベラータはゴムの木の仲間なので枝を切ると白い粘着性の樹液が出ます。触れるとベタベタして洗っても落ちづらく肌の弱いひとが触ると、かぶれてしますことがあるので、注意して剪定するようにしましょう。
- 葉が茶色く変色してしまいました。これも葉焼けでしょうか。
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葉が茶色く焦げてしまうのは、葉焼け可能性が高いです。葉焼けは、強すぎる光を浴びることでおきてしまう状態をいいます。葉焼けの初期症状は、葉の色が薄くなる⇨葉が白っぽくなる⇨茶色に変色するの順に進むことが多いです。
一度変色してしまうともとには戻らないので、葉の端が変色している場合にはウンベラータの葉の形に沿って切ってあげるといいでしょう。全体的に変色している場合には葉の茎の部分からカットするようにします。
ウンベラータの葉が黄色になる原因・対処法やポイントを理解しよう
今回はウンベラータを育てているとよくあるトラブルとして、葉が黄色く変色する原因や対処法、上手な育て方のポイントについて解説しました。
覚えておいてほしいのは、ウンベラータの葉が変色しても、全体がすぐに枯れてしまうわけではないので焦らなくてOK!ということ。
ウンベラータはとても丈夫な観葉植物なので、葉がすべて無くなっても復活するくらいのタフさがあります。
葉が黄色く変色してしまった際には、今回紹介した原因を確認して対処してみましょう。
この記事がどなたかのお役に立てますように!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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